2012年07月16日

玉川高島屋 輪島うるし探偵団

今月11日から17日まで
東京の玉川高島屋さんで 輪島うるし探偵団の作品展が開催されています。

輪島うるし探偵団 とは?
ちょっと長くなりますが こんなことで誕生した会です。

5年前の3月25日に能登半島地震が起こりました。
私は毎年恒例の鳥取出張中で 
テレビの速報で知りびっくりしましたが どうにも連絡が付かず やっと会社に連絡が取れたとき
「社長 もうだめです」
と言った男性社員の声を今でも鮮明に覚えています。

その後飛んで帰った私は 惨状に言葉もありませんでした。

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倉庫は在庫が散乱し 棚は崩れ 電気も水道も止まったまま
あちこちの壁はくずれ 通路は崩れた屋根に埋まっていました。

sst167_02.jpg
これはうちの隣です うちも一部こんな状態でした。(なぜかうちの写真が無いのです)
でもみんな出社して片づけをしてくれていました。自分の家も被災しているのにです。

私は社員を集めて「何とか力を合わせて頑張ろう 何とかするぞ」
というような話をしたのですが 
その様子を 草野仁さんの昼のテレビ番組で放送されたのです。

それを見ていた方々から 励ましの電話やらお手紙などをいただきました。
そしてようやく建物の修理や 片づけも一段落した7月に 
「ガンバレ!輪島漆器 わじま庫出市」が新宿のオゾンで開催されました。

これをやろうと言ってくれたのが 「縄文社」の横山祐子さんでした。
テレビで見て 「何か出来ることをしたい 何が必要?」
この言葉から 輪島で賛同してくれた20人のメンバーで上記「ガンバレ!輪島漆器 わじま庫出市」が行われたのです。

今までの輪島では考えられなかったメンバー
蒔絵職人 塗師屋 木地師 沈金職人 研修所卒業の若い作り手 ほんとに様々なメンバーです。
沢山の方々に来て頂き 我々も大きな勇気と希望を頂きました。

この時のメンバーで 何か恩返しのような前向きな企画は出来ないかと 
横山さんと一緒に2年間考えて作ったのが
ベビースプーンプロジェクトです。
復興のお手伝いをしてもらった その後は何だろう
やはり 前を向いて成長していくものとして その象徴としてベビースプーンを選びました。

子供が生まれ そのお祝いに 愛されて生まれたことの証しを塗のスプーンに込めて贈る。
新しい習慣になって欲しい
そんな熱い気持ちから生まれたのがベビースプーンプロジェクトです。
約2年の試行錯誤から 20人が独自に作り出したスプーンは77本でした。

ベビースプーン集合写真20101201 002.jpg
昨年 金沢のしいのき迎賓館でお披露目をしました。
この時につけた会の名前が「輪島うるし探偵団」です。

その後 銀座和光さんで最初の販売を始め テレビでも取り上げられました。
少しづつでも 売れてきています。

そこで今回の 玉川高島屋さんでの作品展につながったんです。035.jpg045s-.jpg
もう明日までになってしまいましたが
是非行ってみてください 新しい輪島塗の風と 伝統的な技術が感じられると思います。 




posted by やすべい at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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