2011年07月30日

漆協議会

今年から 私は「漆協議会」に入会させていただきました。

毎月15日に月例会が開かれます。

歴史のある会です もう何十年と続いているそうです。

と書くと 何だか立派な会のようですが この会の実態は

輪島の人なら直ぐに理解できるでしょうが「たのもし」なのです。

「たのもし」

これまた 何のこっちゃ? という方は 輪島の人ではないですね。

要するに 皆で金を出し合って その金を必要とする人が、入札によってその金を手に入れる。

そんな会を「たのもし」と言います。

名前は忘れましたが 沖縄にも同じような集まりがあるとテレビで見たことがあります。

一般的には「無尽」と言われるものですね。

この「たのもし」 月に一度集まって食事会をするのですが 食事会の会費は別に支払い

出資する金を現金で 会費と称して集めてそれを誰かが落札します。

漆協議会なら 奥様も文句を言わずに出してくれるだろう ということで付いた名前のようです。

誰かに聞かれても 「たのもしの飲み会」 よりは 「漆協議会の例会」 の方が真面目そうですもんね。

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ほとんど この居酒屋「連」で「例会」が開催されます。

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この主人(名前を知らないことに今気が付きました)

自分でサザエやアワビを採ってくるんですね!

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食べ終わったサザエとアワビの残骸

写すのを忘れましたが この「連」のウニは絶品です!

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メンバー一同大満足 みんな塗師屋の親方や職人さん

国指定の伝統工芸士も居ますし みんなこの会を楽しみにしています。

さて 私はいつ この「たのもし」の金を落とそうかなあ

それより何に使おうか ゆっくり考えましょうかね 妻には内緒でね



posted by やすべい at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

椀木地師 垣地さん

うちの椀木地は ほとんど100パーセントこの二人が挽いたものです。

椀木地とは言うものの ぐい飲みも 菓子鉢も ろくろで挽くものを総称して椀木地と呼ぶことが多いですね。

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垣地さん親子

燻煙乾燥部屋の前です

後ろでなんとなく 煙たいような光が見えてるのがその燻煙乾燥部屋

魚の燻製を作るのと同じです 木地は荒繰りしたものを燻製にします。

魚やソーセージと一番違うのは 時間。

食べ物は数時間が普通ですが 木地は数か月です。

炭素が染み込んで丈夫にもなります 

その前には普通に自然乾燥を数年しているわけですから 塗り物って時間がかかります。

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これは お椀などになる木地が休んでいるところ

垣地さんはよく 「木を休ませる」と言います

乾燥したから すぐに挽くのではなく

燻煙乾燥のあとゆっくり休ませるのも凄く大事。



塩安と垣地さんは 親子三代ずつの付き合い

垣地さんの先代と うちの父(誠治)がよく一緒に仕事してましたが

うちの3代目(政之丞)は 垣地さんの先代とすでに仕事をしていたようです。

長い付き合いです。

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道具も全部手作り

鋼に焼きを入れたり 研いだりも全部自分でやります。

たぶん 70年近い付き合いだと思いますが 今後ともよろしくお願いします。




posted by やすべい at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作り手紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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